AIの可能性について講演した新井康平佐賀大学名誉教授=佐賀市役所

 佐賀市は8日、AI(人工知能)について考える職員向け研修会を市役所で開いた。AI研究で知られる新井康平佐賀大学名誉教授(70)が、職員の業務負担を軽減して政策決定に市民の声を反映させるAIの可能性について講演した。

 市は昨年5月から、AIが会話形式で利用者の質問に答える自動返答プログラム「チャットボット」を、ごみ分別や保険年金サービスなど4分野に導入している。新井氏は、苦情処理や総合案内にも活用できると述べ、これまでの対応をAIに学習させるように助言した。

 市民がスマートフォンなどで投票できる機能を加えれば、政策の優先順位を決める提案をAIができるようになると説明した。

 その上で新井氏は「AIが出してきた情報をもとに、最終的に判断するのが人間の仕事。働き方改革を進めるためにもAIに作業を任せて」と促した。

 講演会は総合計画の見直しの参考にするために開き、市長や部課長ら約60人が聴講した。

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