フロントを中央に移し、曳山の天井絵を配した1階ロビー=ホテル&リゾーツ佐賀唐津

 大和リゾート(本社・東京都)が運営する「ホテル&リゾーツ佐賀唐津」(唐津市東唐津、客室205室)は1階フロアを全面改装した。「唐津ロマンを感じる大人旅」をコンセプトに、シニア層とアジアからのインバウンド(訪日外国人客)の拡大を目指す。

 同ホテルは開業30年の昨年4月、「唐津ロイヤルホテル」から改称。リゾート感覚をより打ち出す中で「世界に発信できる唐津の文化を考えた時、唐津くんちに行き着いた」(田中啓一営業支配人)とし、随所にくんち色を織り込む。

 1階ロビー中央には曳山(やま)14台を描いた幅3・4メートル、長さ計10メートルの鮮やかな天井絵を配し、チェーンホテルながら独自色を演出している。フロントは壁際から中央に移し回遊性と効率性を高めた。

 また「焼き物産地・佐賀」の周遊拠点として、8階のスイートルーム5室のうち3室を唐津焼、有田焼、伊万里焼を表現したデラックススイートに改修した。ランクアップした室内で器を楽しんでもらう。

 観光客が団体から個人、小グループにシフトする一方、インバウンドが増え、同ホテルでも2割に。田中支配人は「ゆっくり文化を体感してもらうことがリピーターにつながる」と誘客に期待する。

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