坂本洋介氏と小林万里子氏

 佐賀県の山口祥義知事は28日に任期満了を迎える2人の副知事の後任に、県政策部政策アドバイザーを務める坂本洋介氏(60)と、県政初の女性副知事となる文化庁文化資源活用課長の小林万里子氏(50)を起用する意向を固めた。14日に開会する予定の臨時県議会に選任議案を提出する。

 坂本氏は前政策部長で、今年3月に定年退職し、4月から非常勤特別職の現職に就いている。佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画の受け入れに関する防衛省との交渉を担い、九州新幹線長崎ルートを担当する地域交流部長も歴任しており、副知事としてもこれら国策課題への対応を受け持つことになる。

 小林氏は1993年、文部省(現・文部科学省)に入った。文化庁の世界文化遺産室長、文科省の初等中等教育局国際教育課長、文化庁の文化財部記念物課長などを歴任した。副知事として山口県政が力を入れる文化、スポーツ分野や総務部門を受け持つ予定。2023年に県内で開く国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会も担当する。

 中央省庁出身の副知事は、建設省(現・国土交通省)出身で県土木部長などを経て就任した川上義幸氏以来で、約12年ぶり。関係者によると、副知事への女性の登用は山口知事が強く希望したという。

 現副知事の池田英雄氏(64)と副島良彦氏(63)はそれぞれ15年から1期4年間務めた。

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