16年ぶりに開かれる「小城蛍の里大茶会」の来場を呼び掛ける小城市観光協会のスタッフ=小城市のゆめぷらっと小城

 旧小城町時代の恒例行事だった「小城蛍の里大茶会」が5月19日、佐賀県小城市のゆめぷらっと小城を主会場に16年ぶりに開かれる。今夏の全国高校総合文化祭(さが総文)で茶道の部門大会が小城市で行われるのを記念して復活する。薄茶と立礼の茶席をはじめ、茶道とゆかりの深い小城公園の散策イベントなどが楽しめる。

 小城市は元々、茶道が盛んな地域で、小城藩初代藩主の鍋島元茂の時代に始まったとされる。桜の名所で知られる小城公園には、使用済みの茶(ちゃ)筅(せん)を埋めるため、大正9(1920)年に茶道有楽流の弟子たちが建てた塚もあり、今年は建立から100年目に当たる。

 茶席は1千円で、定員千人(先着順)。茶道裏千家淡交会佐賀支部がお点前を披露し、小城、牛津両高校の茶道部の生徒たちが運営をサポートする。散策イベントは無料で、ボランティアガイドが小城藩邸跡や茶筅塚などを約1時間かけて案内する。

 大茶会は、ホタルが飛ぶ時期に観光PRを兼ねて淡交会佐賀支部、小城羊羮(ようかん)協同組合などが平成元(1989)年から15年間続けた。今年は市観光協会と淡交会佐賀支部が主催し、16回目として開く。問い合わせは市観光協会、電話0952(72)7423。  

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