佐賀県は6日、佐賀市の30代男性が麻しん(はしか)に感染したと発表した。県内での患者確認は9年ぶり。発症した4月28日から感染が確認された5月5日までの間、男性は佐賀市の大型商業施設や有田町の有田陶器市会場、武雄市の飲食店などを訪れており、県ではこの期間中に該当施設を訪れた人で、風邪のような症状が出た場合、医療機関に事前連絡した上で受診するよう呼び掛けている。

 県健康増進課によると、男性は4月18、19日にカンボジアへ旅行し、20日に帰国。28日に37・8度の発熱があり、その後も下痢の症状が出て5月2日に佐賀市の医療機関を受診。5月4日には全身への発疹と39度を超える高熱となったため別の医療機関を受診、5日に検査した結果、麻しんウイルス陽性と判明して、佐賀中部保健福祉事務所に届け出があった。

 麻しんは、空気感染するなど感染力が強く、10~12日後に発熱やせき、鼻水の症状があり、その後も高熱や発疹が続くという。

 また発症前日から、症状がなくなって3日後までは感染力があるため、罹患(りかん)した場合、外出を控えるよう促している。

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