サッカー・J1サガン鳥栖は5日、今季からチームを指揮していたルイス・カレーラス監督(46)の退任を発表した。リーグ戦開幕から1勝1分け8敗で最下位に沈んでおり、クラブの竹原稔社長は退任の理由を「成績不振」と説明、事実上の解任となった。次期監督については、4日の大分戦でチームを率いた金明輝(キン・ミョンヒ)コーチ(37)を昇格させる方向で手続きを進めており、7日に正式な就任会見をする。

 スペイン出身のカレーラス前監督は、選手としてバルセロナやアトレチコ・マドリードなどでプレーし、現役引退後は同国2部リーグなどで監督を務めた。今季から鳥栖の監督に就任し、昨季リーグ最少得点(29得点)に終わった攻撃力の向上を託された。しかし、チームは開幕から10試合で1得点と極度の得点力不足に陥っていた。

 金コーチは、昨季終盤にもマッシモ・フィッカデンティ監督(当時)の解任を受けて急きょチームの指揮を執った。残り5試合を3勝2分けで乗り切ってJ1残留に導いた。

 カレーラス前監督はクラブを通じ、「愛情あふれるファンの皆さまには限りない感謝の気持ちでいっぱい。サガン鳥栖への愛情は永遠です」とコメントした。

 カレーラス前監督と同じく今季から就任したスペイン人のマルクコーチとマリオフィジカルコーチ、藤田健通訳の退任も同日発表された。

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