1、2年生への読み聞かせ。図書委員が率先して本の楽しさを伝えている

先生にインタビューして、教えてもらったおすすめの本の紹介コーナー

図書委員の6年生14人。本に触れるきっかけを提供しようと張り切っている=小城市の三日月小

溝口舞依さん(左)と古賀暉久さん

葉っぱの形をした紙におすすめの本を書いて紹介する「読書の木」。予想以上に集まり、2本目、3本目の木を増やした

旬の本を紹介する季節の本コーナー。「父の日」の前には、お父さんにまつわる本を並べた

本の貸し出しや返却の手続きをする図書委員たち

 「たくさん手(て)に取(と)って、好(す)きな本(ほん)に出合(であ)って」-。小城市(おぎし)の三日月小(みかづきしょう)では、6年生(ねんせい)の図書(としょ)委員(いいん)が中心(ちゅうしん)になり、本に親(した)しんでもらう活動(かつどう)に力(ちから)を入(い)れています。みんなで好きな本を紹介(しょうかい)し合(あ)ったり、低学年(ていがくねん)に読(よ)み聞(き)かせをしたりして本を読(よ)む楽(たの)しさを伝(つた)えています。こうした取(と)り組(く)みの効果(こうか)で貸出(かしだし)冊数(さっすう)は年々(ねんねん)増(ふ)え、2018年度(ねんど)の佐賀県の「スクール読書(どくしょ)チャンレジ運動(うんどう)」で最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)に輝(かがや)きました。

 取り組みのテーマは「みんなが来(き)たくなる図書館(としょかん)づくり」。このうち「みんなで作(つく)ろう読書の木(き)」は、全児童(ぜんじどう)が読んで面白(おもしろ)かった本の題名(だいめい)と感想(かんそう)を葉(は)っぱの形(かたち)をした色紙(しきし)に書(か)いて、画用紙(がようし)で作(つく)った木に飾(かざ)るというユニークな活動です。

 図書委員が30人(にん)以上(いじょう)の教師(きょうし)に聞(き)き取(と)りをして、おすすめの本を紹介するコーナーもつくりました。1、2年生への読み聞かせでは、大(おお)きな画面(がめん)の電子黒板(でんしこくばん)に絵本(えほん)を映(うつ)して見(み)やすくなるように工夫(くふう)しました。

 18年度の貸出冊数は10万(まん)6936冊(さつ)。1年前(ねんまえ)よりも3000冊増え、1人(り)当(あ)たり約(やく)140冊を借(か)りたことになります。今年(ことし)4月(がつ)からは、6年生14人が図書委員になり、先輩(せんぱい)たちの取り組みを参考(さんこう)に、新(あたら)しい試(こころ)みを始(はじ)めようと張(は)り切(き)っています。5月12日までは「こどもの読書週間」です。本を読んでみましょう。(谷口大輔)

 

 

■図書委員長の溝口舞依(みぞぐちまい)さん

 

 大好(だいす)きな物語(ものがたり)を読(よ)むと、その世界(せかい)に入(はい)り込(こ)んで、まるで主人公(しゅじんこう)になったみたいに楽(たの)しくなります。みんながお気(き)に入(い)りの本(ほん)に出合(であ)えるように、いつも本棚(ほんだな)をきれいにしていけたら。先輩(せんぱい)たちのようにいろんなイベントを計画(けいかく)したりして頑張(がんば)っていきたいです。

 

■図書委員書記の古賀暉久(こがてるひさ)さん

 本(ほん)を返(かえ)すときは元(もと)の場所(ばしょ)に戻(もど)す。当(あ)たり前(まえ)のことだけど、きちんと続(つづ)けることで、みんなが本を借(か)りやすくなります。最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)になった先輩(せんぱい)たちの取(と)り組(く)みはすごい。プレッシャーはあるけれど、自分(じぶん)たちでやれることを一生懸命(いっしょうけんめい)やっていこうと思(おも)います。

このエントリーをはてなブックマークに追加