九年庵の一般公開が始まり、青空の下、新緑に包まれた庭園を楽しむ観光客=3日午前、神埼市神埼町

 神埼市神埼町の国名勝「九年庵」で3日、春の一般公開が始まった。県内外から多くの観光客が訪れ、青空に映える新緑や、静けさが漂う庭園の雰囲気を楽しんだ。5日まで。

 約6800平方メートルの庭園にイロハモミジやコケなどが広がる。来場者は秋の紅葉とは違った彩りの庭園に感嘆し、輝くモミジを写真に収めたり、邸宅の縁側に腰を掛けてウグイスの声に耳を傾けたりと、日常の騒がしさから離れて思い思いの時間に浸った。

 毎年春と秋に訪れるという伊万里市の会社員栗原豊朋さん(52)は「鮮やかな緑がきれい。静かで落ち着く」と見入った。長崎県から家族4人で初めて訪れた龍田恵里さん(29)は「マイナスイオンを感じた。(葉に)光が透けてきれい」と満喫した様子だった。

 公開は午前8時半~午後4時。高校生以上は美化協力金300円が必要で、駐車場は仁比山公園駐車場(500円)が利用できる。

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