水影天神社=鳥栖市本鳥栖町

 鳥栖市本鳥栖町に「老松神社」がある。別名「水影天神社」と呼ばれている。水影と菅原道真公とは深い関係がある。

 鳥栖小学校の北側に「姿見の池」が保存されている。道真公が大宰府に流されたとき、道真公の子ども、長寿丸は鳥栖に隠れ住んだという。

 その子を訪ねて道真公が鳥栖を訪れたとき、姿見の池に姿を写して自画像を描き、長寿丸に残したものが、姿見の池の近くにある「妙善寺」に今も大切に保存されている。姿見の池に姿を写されたことから水影の名が付けられたものと考えられる。

 現在、水影天神社の4月と10月の大祭の日には妙善寺に保存されている、道真公の自画像と呼ばれているものを神社が借り受けて祭神とされているという。妙善寺住職の名字は「菅原」である。

(絵・文=水田哲夫・鳥栖市本町)

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