災害について、映像や体験を通して学んでおくことも大切な備え。福岡市にある「福岡市民防災センター」では、災害体験を通して防災について学ぶことができます。まさに「百聞は一見にしかず」。災害の恐ろしさを体験して、防災意識を高めましょう。

 

  • 福岡市民防災センターって?
 

 福岡市早良消防署に隣接する「福岡市民防災センター」は、火災、地震、台風といった災害の模擬体験を通じて、知識と対処法を学ぶことができる施設です。利用者は年間10万人以上、福岡県内はもちろん、佐賀県からの来訪も多いそう。館内の充実した設備で、子どもからお年寄りまで、防災について楽しく学べます。

 

 災害体験コース 

 火災時の避難、消火器での消火、地震の揺れ、台風時の強風など、4つの体験コースを用意。本格的な設備での約1時間の体験は、時に恐怖を感じることも。大地震の揺れや強風を体験して、災害時に落ち着いた行動をとれるように備えておきましょう。

 

  1. ガイダンス

 はじめに、シアタールームで約8分間の映像を見ます。大画面のガイダンスシアターで、福岡県西方沖地震など過去の大規模災害を紹介。自宅で大きな揺れを感じた時にどうすればよいかなど、地震が起きた時の対処法を学べます。

 

  あのとき、佐賀でもかなり大きな揺れを感じたんだよなぁ…  

 

  1. 火災訓練

 無害な煙が充満した薄暗い通路を通って、誘導灯の明かりを頼りに出口を目指します。煙によって視界が遮られた薄暗い通路は、まるで本物の火災現場のよう。普段はあまり気に留めない誘導灯ですが、避難時にはとても役に立つことを実感させられます。

 
 

  姿勢を低くして、口元をハンカチで抑えて、とにかく煙を吸い込まないように!  

 

  1. 消火体験

 訓練用の消火器を用いた消火体験。リアルな火災の映像に向かって、消火器の中の水を発射します。水が当たる場所はセンサーで感知されているので、実際に正しい消し方をしないと消火できません。係員のアドバイスに従って、迅速な消火を目指しましょう。

 

  危なくないように3mほど距離をとり、火元を狙ってレバーを引く。慌てないよう、落ち着いて!  

黄色いピンを引き抜き
ホースを構えて…
消火器を発射!

  立ち上る火柱ではなく、下の火元に当てないと火は消えません!  

 

  1. 地震体験

 地震の揺れを実際に体験できるコーナーで、最大震度7まで体験可能。実際の室内と違いテーブルや椅子は固定されているので安全ですが、揺れがひどくなるとしがみ付くのが精いっぱいで恐怖を感じます。平成28年の熊本地震で記録した震度7がどれくらいのものか、一度体験してみましょう。

 

  未体験の震度7の揺れは、筆舌に尽くしがたい恐ろしさ。実際に起きたら、冷静に対処できる自信が無いかも…  

 

  1. 強風体験

 台風予報などでよく耳にする“風速数十メートル”の世界を体験できます。風速は最大で30m。最初は心地よいくらいの風ですが、徐々に風速が強まり、最大風速の状態では立っているのがやっと。風速30mの恐ろしさを知っていれば、台風の時に外に出ようなんて思わないはず。

 

  息をするのも難しいほどの強風。バーを握っていなければ体ごと吹っ飛ばされてしまいそう!  

 

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