プロジェクションマッピングに合せて「令和」の揮毫を行う山口芳水さん=1日午前0時4分、鹿島市の祐徳稲荷神社

 元号が「令和」へ変わる歴史的な瞬間を祝うカウントダウンが30日夜、鹿島市の祐徳稲荷神社で開かれた。映像を投影する「プロジェクションマッピング」を組み合わせた書道のパフォーマンスが披露された。伝統の和と最先端のデジタル技術の競演で、若い芸術家たちが新時代の幕開けを演出した。

 

 降りしきる雨の中、薩摩琵琶奏者の北原香菜子さん(36)=佐賀市=は「初春の令月に-」と琵琶をしなやかに奏で、不知火太鼓(嬉野市)は力みなぎる演奏を披露した。伝統的な和の音色が響き渡り、日付をまたぐ瞬間、1万人の大歓声「令和」がこだました。

 書道パフォーマンスは佐賀市の山口芳水さん(39)が披露し、これとは別に制作した作品も奉納され、約18メートルの本殿正面を飾った。

 鍋島朝寿権宮司は「元年最初の思い出となって、これからの励みとなりますように」と語っていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加