米寿記念展を開いている横山須美さんと長男の征史さん=多久市まちづくり交流センター・あいぱれっと

 多久市の陶芸家、横山須美さん(88)の米寿記念展がJR多久駅隣の市まちづくり交流センター「あいぱれっと」で開かれている。個性的なはにわのオブジェなど、長男、孫と3世代の作品を並べる。5月5日まで。入場無料。

 夫の死をきっかけに1988年、多久市の船山窯の門をたたき、90年に自宅に窯を構えた。故郷・宮崎県のはにわと唐津焼を融合させた独特の作風で、91年の県勤労者美術展で県知事賞を受賞。丸い穴の目と口で喜怒哀楽を表現している。

 今回は「ファミリー展」と名付けて、長男・征史さん(68)の唐津焼の器、孫の佳美さん(32)の日本画も飾る。横山さんは「陶芸と出合い、生きがいを見つけられた。何度も挫折しそうになったけれど、続けてきてよかった」と振り返る。孫との作品展は初めてで「本当に幸せ。創作の意欲が湧いてくる」と話している。

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