サッカー・J1サガン鳥栖の運営会社サガン・ドリームス(竹原稔社長)は28日、第15期(2018年2月~19年1月)の収支決算を発表した。売上高は前期比約27%増の42億5781万円となり過去最高を更新したが、積極補強によるチーム人件費の増加などで4期ぶりの赤字となった。

 売上高のうち、Jリーグからの分配金は約1億円減ったが、広告収入は約46%増の22億9601万円、入場料収入も約7%増の6億7803万円と過去最高になった。費用に当たる販売管理費は約34%増の37億4488万円。このうちチーム人件費は、フェルナンド・トーレスらの獲得や、期限付きではなく自クラブですべての選手を保有していたため、約42%増の25億7036万円に膨らんだ。

 選手の移籍金など「その他収入」が6億2212万円と大幅に増えた反面、マッシモ・フィッカデンティ元監督の解任による違約金を含めた営業外費用は4億5285万円となった。

 純損失5億8178万円となり、4期ぶりの赤字となったが、竹原社長は1月に約6億円の増資を行い、純資産額3638万円を確保したことで債務超過は回避したと説明。「ある程度リスクをとらないとJ1に残ったり、タイトル獲得にチャレンジできない」と述べた。来期の売り上げ目標は予測が立てられないとした上で、「資金繰りの心配はない」と強調した。

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