「宝島」の物語をイメージした海浜公園の目玉「冒険迷路」

 玄海地区の観光拠点づくりで県が進めてきた東松浦郡鎮西町(現・佐賀県唐津市鎮西町)の波戸岬海浜公園が開園した。テニスコートや迷路など“目玉”施設が整備され、観光客増加への期待を集めた。

 波戸岬一帯は玄海国定公園内の景勝地で、これまで海中展望塔、国民宿舎、キャンプ場、海水浴場などを整備。主に野外レクリエーションの場として利用されてきた。県はスポーツやレジャーで滞在・参加型の観光志向が目立ってきたため、これに対応した施設の増設に総事業費1億8千万円で取り組んだ。

 準全天候型のテニスコート6面、延べ面積3千平方メートルの木製冒険迷路、3500人収容の野外ステージが完成した。特に迷路は「宝島」の物語をイメージした施設で、当時の子どもたちの人気を集めた。

 1995(平成7)年の78万人をピークに公園利用者は減少。2017年は49万6千人に減り、テニスコートや迷路も姿を消した。公園は18年度から管理運営を民間に委託。専用ウェブサイトで情報発信や迅速なサービスの提供が始まった。昨年7月にはキャンプ場のリニューアルもあり、30年8~12月のキャンプ場利用は、前年比300%増になるなど来園者も増えている。

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