店内に専用カウンターも設けて「茶輪」をアピールする「シモムラサイクルズ」の下村宗史店主=嬉野市嬉野町

 嬉野を自転車で巡りながらうれしの茶が楽しめるサービス「茶輪(ちゃりん)」が27日、佐賀県嬉野市の自転車店と茶商のコラボで始まった。自転車店「シモムラサイクルズ」が、自転車と専用ボトルを貸し出して、水と茶葉のセットを販売。協力する茶商などは「茶葉ステーション」として茶のおかわりを提供する。

 同自転車店では、抽出の濃さを調節できるボトルを貸し出し、水500ミリリットルと茶葉7グラムをセットで販売する。茶葉は市内の茶商13軒がそれぞれ生産したものを利用者が選んで買う。料金は1日分のレンタサイクル料も含め、自転車の車種に応じて800~2800円。ボトルだけのレンタルもできる。

 茶葉ステーションは、茶葉を提供する茶商13軒のうち12軒と、うれしの茶交流館チャオシルが担う(一部後日開設)。おかわりは200円。

 茶畑などの嬉野の美観を観光資源として活用し、うれしの茶の消費拡大や、観光客が茶商の店舗に足を運ぶきっかけにもつなげる。事業は嬉野温泉観光協会が委託した。

 同自転車店の下村宗史(むねちか)店主(49)は「嬉野には眺めの良いポイントや適度な傾斜があり、お茶だけでなくサイクリングの名所としても育てたい」とアピールする。予約や問い合わせは同店、電話0954(27)7733へ。

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