中新田雅斗さん

 昨年4月から町職員として勤務することになり、「これはもう入るしかない」と思い入団しました。本部分団は、ほかの分団に比べ若い人が多いので、火災出動はもちろんのこと、式典関係などの行事にも率先して参加するよう努めています。

夏季訓練の際、機敏な動きで放水訓練に励む団員=吉野ヶ里町の東脊振小中グラウンド

 昨年末、民家が全焼する火災現場に出動しました。それまで、ぼやの出動しか経験がなく、自分では比較的動けていると思っていたのに、大きな炎を前にして頭が真っ白になり、何をしていいか分からなくなりました。そんな時、ある先輩団員が冷静かつ的確に指示をしてくれて、ようやく落ち着きを取り戻しました。「こんな消防団員になりたい」と、その先輩にあこがれ、目標にしています。
 消防団は、地域の人の「心身のお守り」のような存在だと思っています。消火活動や災害救助など、いざという時に出動できる我々が身近にいるということが、日常生活の安心につながるのではないかと自負しています。

寒空の下、出初め式で行った馬簾回し=吉野ヶ里町中央公園多目的広場

 どんな職業、年代の人も「世のため、人のために働く」という共通の役割を持っていると思います。消防団は、「勇気」さえあれば、何の資格もいらないボランティア組織です。半径数キロ以内の安全と幸せを担う一員として、多くの人に関心を持ってもらいたいです。

 

先輩から激励メッセージ

 中新田君は現在、社会人野球チームのキャプテンを務めているだけあって、礼儀と行動力を備えた頼りになる存在です。本部は、役場職員で構成されているので、いざ出動という時も団結して現場に向かっています。今後も、災害出動だけでなく、地域行事にも積極的に参加し、町の防災の要として頼られる存在であり続けてほしいと思います。
(吉野ヶ里町消防団本部分団本部 部長・多良淳一さん)

 

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