外国人旅行者にティッシュを配り、日本への肉の持ち込み禁止を呼び掛ける担当者=佐賀空港

 愛知県や岐阜県などで豚コレラが相次いで発生し、家畜への伝染病の予防が重要となる中、農水省と県は佐賀空港で動物検疫広報キャンペーンを実施した。外国人旅行者らに日本国内への肉製品の持ち込み禁止を訴えた。

 家畜伝染病予防法で、輸入検査を受けず肉製品を国内に持ち込むことは禁じられているが、ハムや真空パックの肉、食べかけのサンドイッチなどを持ち込む例があるという。今年、中部国際空港では、アフリカ豚コレラの感染力のあるウイルスがソーセージから見つかっている。

 キャンペーンは、佐賀空港で検疫業務を担う農林水産省動物検疫所福岡空港出張所の阿久澤義徳所長や県の職員らが行った。大きなスーツケースを手に発券カウンターに向かう外国人らに、「肉製品の日本への持ち込みは、3年以下の懲役か100万円以下の罰金」と中国語や韓国語で書いたチラシ入りのティッシュを配り、注意を呼び掛けた。例年、外国人旅行客が多い時期に、年4回ほど啓発している

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