佐賀県は26日、鳥栖市内の3町10カ所の井戸水から、環境基準値(1リットル当たり1ミリグラム以下)を超えるホウ素が検出されたと発表した。最大5・6倍の濃度で検出された場所もあったが、飲用での健康被害がすぐに出ることはないという。

 県環境課によると、昨年3、4月に県東部環境施設組合が実施した水質調査で、鳥栖市真木町の井戸水から環境基準を超えるホウ素が検出された。これを受けて県は昨年7月から今年3月にかけて真木町、安楽寺町、高田町、水屋町の計40カ所の井戸を調べ、そのうち水屋町を除く3町10カ所の井戸で基準値を0・3~4・6ミリグラム上回るホウ素が検出された。

 原因について県環境課は、基準値を超える井戸が広範囲に分布していることから「地質の影響」と推定し、「継続して監視していく」と話す。

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