佐賀県は26日、県障害福祉課が県聴覚障害者協会に無償貸与している普通乗用車1台が、車検切れのまま使用されていたと発表した。3月18日の車検満了後に延べ13日間、計505キロを走行していた。貸出車両で公用車予約システムへの登録が漏れていたため、事前チェックの仕組みが機能しなかった。

 障害福祉課によると、協会の職員6人が車検切れに気付かず、3月19日から4月20日まで、出張や各種機関への訪問で運転した。障害福祉課職員が23日、利用状況の報告書作成のために協会へ確認した際に失効が分かった。使用を中止し、25日に車検を完了した。

 県では2015年に公用車の車検切れ走行が判明し、運転席から見えやすい場所に車検満了日のシールを貼り、予約システムからメールで車検を事前に通知するなど対策を取っていた。16年にも車検切れ走行が発覚、職員が通知を見落としたと釈明していた。

 総務事務センターは「対策をきちんと実施していれば防ぐことができた。再発防止策を再度徹底したい」としている。他の公用車697台に車検切れはなかった。

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