生徒会の役員たちに励まされ、疲れを吹き飛ばすように笑顔を見せる生徒たち=小城市の天山山頂付近

 佐賀県小城市の小城高の全生徒667人が26日、標高1046メートルの天山登山に挑んだ。5月1日の開校記念日に合わせて戦後から続く伝統行事だが、深い霧と雨のため、登頂はお預けに。生徒たちは悔しがったが、互いに励まし合い、高校から往復約30キロの道のりを元気に歩いた。

 「天山を制する者は受験を制する」を合言葉に、友情を育み、達成感を味わう機会にと、教職員と一緒に毎年挑戦している。今年は山頂まで残り約1キロの地点にある駐車場で断念。サッカー部に所属する2年生の力武柊さんは「山登りには自信がある。見せ場だったのに」と残念そうだった。

 駐車場では保護者がお茶やあめを用意。先回りしていた生徒会の役員たちも手をたたいて、力を振り絞る一人一人を笑顔で励ました。

このエントリーをはてなブックマークに追加