佐賀市教育委員会は28日、世界文化遺産・三重津海軍所跡(諸富町、川副町)でドライドック(乾船渠(せんきょ))の側壁に当たる護岸の遺構が新たに見つかったと明らかにした。既に調査済みの護岸の対岸に位置する部分で、ドックの底部は砕いた貝殻を使って強固にする独自の地盤改良を施した可能性があることも判明した。