天皇の代替わりに伴い、10日間の大型連休が27日から始まる。「平成」から「令和」へと新時代の祝賀ムードが高まる中、山口祥義知事をはじめ、会社員や学生、農家ら佐賀県内の8人に10連休の過ごし方を尋ねてみた。どこで、何をしますか?

 10連休を満喫するのは、会社員の石戸将太さん(24)=杵島郡江北町=と県職員の大町衣美さん(28)=佐賀市。石戸さんは新天皇即位の1日に婚姻届を提出する予定で、「連休中に婚姻手続きのほか新婚旅行も組み込んでいる」。大町さんは、「これだけまとまった休みは初めて」と、友人とオーストラリアへ5泊の旅行を計画している。

 山口知事は、公務が3日間で、2日間は友人と出かける予定。このほかの日は常に連絡が取れる体制をとりつつ、「できる限り休みを取らせてもらい、家族団らんの時間を作らせてもらえたらありがたいなと」。

 6日間休むことになった唐津市の名護屋城観光ガイドの前田悟さん(70)は「妻との外出を考えているが、どうせ道は混んでいるし…」と、どう過ごすか今も思案中。5連休が取れた警察官の吉丸孝さん(30)=神埼市=は、子どもと一緒に妻の実家へ。連休が月末から始まるため「報告書をまとめるため、休みの日に少しばかり(職場に)顔を出さないと…」。

 「大学は休みだけど、7日間はパン屋でアルバイト」と話すのは大学4年の石本陽さん(22)=佐賀市。「郵便局や病院が休みで、10連休は困ることが多いのでは」と不満そうに話す。

 スポーツ店で働く酒井幸彦さん(57)=鳥栖市=の休みは、5月1日だけ。この日は「初孫の節句をお祝いする」と相好を崩す。

 まったく休みがない茶農家の北野孝一さん(69)=嬉野市=は「この時期は茶摘みの最盛期。連休なんて関係ないよ」と笑い飛ばした。

このエントリーをはてなブックマークに追加