嬉野温泉駅(仮称)周辺の事業者を公募する要項の内容が、嬉野市が支出した費用に見合っていないなどとして、市が2017年に福岡市の設計会社に委託した策定費用481万6800円の損害賠償などを契約当時の谷口太一郎前市長らに求めた住民監査請求で、市監査委員は23日、請求を棄却した。

 同日付の決定文書を、請求者の代理人弁護士が24日に受け取った。

 請求者側は、嬉野温泉駅周辺まちづくり委員会の資料からの引用を指摘していたが、監査委員は「提言書から一部引用し、検討されることは十分考えられ、業務内容を満たしている」として退けた。策定業務が支出した費用に見合うかどうかについては「客観的な基準などが存在しないため判断が難しい」とした。

 請求した市民と代理人弁護士は、結果を不服として住民訴訟を検討している。

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