言葉を選んで投句する参加者たち=吉野ヶ里のきらら館

 九州最大級の川柳大会「吉野ヶ里川柳大会」が21日、吉野ヶ里町のきらら館であった。九州を中心に全国から愛好家約200人がお題に合わせて1句ずつ作り、感性や表現力を競い合った。

 同町の愛好家でつくる「わかば川柳会」が毎年開いており、41回目。会長を務めていた真島清弘さんが昨年9月に亡くなってから最初の大会となった。妻の美智子さん(73)は「今回は特に主人が残してくれたものを大事にしようと開いた」と思いを語った。

 大会では「令和」「金」「どきどき」など五つのお題が提示された。参加者たちは試行錯誤しながら、個性の光る句を練っていた。

 清弘さんは生前、40回大会の看板を新調する際に41回大会の分も作っていたという。美智子さんは「小さな句会が大きくなり、長く続けられたのは皆さんのおかげ。子や孫の世代までずっと続けていきたい」と目を細めた。(中島佑子)

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