セントルシアでの経験を語る黒岩春地さん=佐賀市白山の県国際交流プラザ

 元JICA海外協力隊の2人が21日、佐賀市白山の県国際交流プラザで活動報告会を開いた。日髙沙知さん(32)と黒岩春地さん(63)=共に佐賀市=が現地での活動を紹介した。

 日髙さんは2015年7月から17年6月まで、中央アフリカのガボン共和国で漁業施設を、黒岩さんは16年9月から18年9月まで、カリブ諸島のセントルシアで視覚障害者をそれぞれ支援した。二人は写真を交えて派遣先の文化や現状、活動の成果を語った。

 日髙さんは「協力隊は貧しい人や困っている人を助ける仕事ではなく、相互理解を深める仕事」と話し、黒岩さんは「現地の人が自分たちの力で事業を立ち上げる。それをサポートするのが協力隊」と強調した。

 聴講した佐賀市の北御門織絵さん(42)は「佐賀にも多くの外国人がいる。対等な立場で、地域の未来をどう描くのか一緒に考えていきたい」と話していた。

 JICA九州は毎月第3日曜日、協力隊に関するイベントを企画している。5月19日午前10時からは、同会場で映画を上映する予定。

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