現場教諭らが体験を基に新聞活用例とその効果を論じ合ったNIEシンポ=平成9年2月18日、佐賀市立図書館

 学校で新聞を活用し子どもたちの文字離れを防ごうと「佐賀県NIE推進協議会」が発足した。記念シンポジウム「新聞で学ぶ」を佐賀市立図書館で開き、新聞活用の成果と今後の方向性などについて論議した。
 「教育に新聞を(ニュースペーパー・イン・エデュケーション)」の略。若者の文字離れが叫ばれる中、日本新聞協会が提唱し、全国各地で推進組織の結成が相次ぎ、佐賀県は21番目だった。
 シンポに先立ち総会で役員を選出した後、活動方針案を決めた。シンポは当時の県教育次長や、佐賀市の実践校の教諭、日本新聞協会NIEコーディネーターら5人が実践事例や課題などを論じ合った。
 日本新聞協会が毎年度、全国の小中高の実践校を指定(期間は2年間)。実践校は授業に新聞を取り入れ、郷土や社会への関心、思考・判断力の育成につなげる。家族や友人と新聞を読み、感想・意見などを書く「いっしょに読もう!新聞コンクール」も実施している。
 本年度の県内の指定校は日本新聞協会指定の5校のほか、県推進協が1校を独自指定している。

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