再現された編みかごをのぞき込む子どもたち=佐賀市兵庫町の兵庫小

 国の史跡に指定されている東名(ひがしみょう)遺跡(佐賀市金立町)に関する市の出前授業が19日、同市兵庫町の兵庫小で開かれた。同小6年2組の児童32人が実際に発掘された動物の骨や貝殻を手に取り、8千年前の縄文時代に思いをはせた。

 2003年に発見された同遺跡は国内の湿地性貝塚の中で最も古く、700点以上の編みかごが見つかったことでも知られる。市文化振興課の西田巌さんが「東名遺跡を知り、歴史に興味を持ってほしい」と話し、遺跡から分かる当時の食べ物や道具を紹介した。子どもたちは「縄文人も犬を飼っていたの?」「鹿の歯は人間みたい」と感想を話しながら、本物の骨や貝殻に触れた。

 授業を受けた執行佳太さん(11)は「直径35センチもあるカキの貝殻を初めて見た。びっくりした」と笑顔を見せていた。同課は4月と5月に市内15の小学校で授業を開く。

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