神事に取り組むJA全農の久保省三常務理事=佐賀市高木瀬町の建設予定地

 全国農業協同組合連合会(JA全農)が取り組むキュウリ栽培の実証実験施設「ゆめファーム全農SAGA」の安全祈願祭が19日、佐賀市高木瀬町の建設予定地で開かれた。品質や収量だけでなく、環境に優しい農業の次世代モデルを探る国内最大級の実験施設となる。12月の稼働を目指す。

 栃木県や高知県に続くJA全農のプロジェクトで、市清掃工場(佐賀市)に隣接する敷地にハウス栽培施設約1ヘクタールを設ける。清掃工場から発生する廃熱蒸気や二酸化炭素(CO2)を活用する。

 JA全農によると、実験施設では養液栽培と通常の栽培を行い、室温や水分、CO2量をIoT技術で管理する。反収(10アール当たり収量)は45~50トンを目指して栽培技術を蓄積していく。30人前後の地元雇用を計画している。

 神事にはJAさが、佐賀市、建設関係者ら約40人が参加した。JA全農の久保省三常務理事は「国産作物を求める消費者のニーズに応えるとともに、循環型農業のモデルとなる」とあいさつした。

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