九州新幹線長崎ルートの武雄温泉―長崎間の整備で、在来線のJR佐世保線の複線化区間を短縮する計画変更が認可されたことを受け、佐賀県は「大変遺憾で、6者合意の順守をお願いしたい」とする意見書を国土交通省に提出したことを19日、明らかにした。

 意見書は18日付。県や国交省など関係6者の2016年の合意に盛り込まれた複線化区間は肥前山口―武雄温泉間だが、事業主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が大町―高橋間に短縮する計画変更を申請し、国交省が12日に認可した。

 意見書では、佐賀県が当初、24年度までの全線複線化を求めていたが、交渉の過程で譲歩し「順次、全線複線化」することで政治決着したと主張した。国交省が合意の当事者である点を指摘しつつ「6者合意は非常に重い。国交省も順守を」と求めた。

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