武雄市図書館が民間に業務委託し開館した際、蔵書購入で違法な支出があったとして、市民が当時の責任者だった樋渡啓祐前市長らに約1958万円を賠償請求するよう武雄市に求めた住民訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は18日、一審の佐賀地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

 市が業務委託したカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、蔵書1万冊を1958万円で納入するという見積もりなどに反し、756万円を充てたことなどが違法か争っていた。

 阿部正幸裁判長は「初期蔵書入れ替え費約1958万円は余裕をみて見積もられた金額であり、契約が同額で1万冊を購入するという内容とはいえない」などと指摘した。

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