佐賀県は19日、伊万里保健福祉事務所の職員が精神科通院治療に関する助成を申請した53人の名簿などの個人情報を誤って民間企業にメールで送信していたと発表した。メールは既に削除され、外部への流出はないとしている。

 メールに添付されていたのは、精神科の継続的な通院治療が必要な人を対象とした通院医療費支給制度で3月に認定申請した53人の氏名と生活保護受給の有無などが記された一覧のほか、傷病名や治療の目的などの具体的な内容が書かれた訪問看護指示書1人分もあった。

 県障害福祉課によると、16日午後5時15分ごろ、伊万里保健福祉事務所の職員が、県精神保健福祉センターにメールを送ろうとして、誤って有田町の民間企業に送信。翌17日朝、職員が送信履歴を確認して気付き、民間企業にメール削除を依頼したとしている。

 同事務所は18日夜から、53人に対して電話や訪問で経緯などを説明し謝罪、19日正午までに28人と連絡が取れたという。

 誤送信の原因について、県障害福祉課は「送信先メールアドレスの確認が不十分だった」とし、職員の処分は検討中としている。森満課長は「初歩的なミスで宛先、内容を再確認することが基本ルール。各職員に徹底を促したい」としている。

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