江里口秀次小城市長(右)に高田保馬博士の伝記、DVDの完成を報告する顕彰会の上野保明会長(中央)ら=小城市役所

 社会学・経済学者として先駆的な研究をした小城市三日月町出身の高田保馬(やすま)博士(1883~1972年)の伝記が復刻された。博士の功績を伝える顕彰会(上野保やす明あき会長)が、明治維新150周年記念事業で再刊した。歌人としても知られる博士が作詞した県内9校の校歌を収めたDVDも制作し、県内の小中高校や図書館に贈る。

 伝記は2004年、博士の生誕120周年と顕彰会の設立10周年を記念して発行された。低学年でも読めるように、ふりがなや解説文が添えられている。

 今回は表記の誤りなどを修正して再刊し、DVDには博士が作詞した県内11校の校歌のうち、廃校になった2校を除く9校分を収録。児童生徒の歌声や歌詞、学校の風景写真が収められている。

 県の補助120万円を活用し、伝記は540部、DVDは500枚を制作した。16日に江里口秀次小城市長を訪ね、完成を報告した上野会長(73)=三日月町=は「多くの人に使ってもらい、後世に伝えてもらえたら」と話した。

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