「真空蒸着」の技法を駆使した箱などをPRする副島社長=佐賀市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリー

 佐賀市道祖元町の副島硝子工業(副島太郎社長)のガラス工芸「肥前びーどろ」の展覧会が同市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。光が当たる角度によって色合いが変化する特殊技術「真空蒸着(しんくうじょうちゃく)」を駆使した器や小物をはじめ、約300点が並ぶ。21日まで。

 真空蒸着は真空中で金属化合物を気化し、ガラスに付着させる技術で、きらきらとした玉虫色の輝きが特徴。ガラス製品では同社が日本で初めて商品化に成功した。今回はアクセサリーを入れる箱や花瓶、酒器、ペンダント、帯留め、カフスボタンなどを展示。副島社長は「2年かけて製法を確立することができた。同じものは二つとない模様、ガラスを重ねることで生まれた深い色合いを楽しんでほしい」と話す。

 このほか、日展で入選歴のある副島社長の北アルプス穂高岳をモチーフとした手彫りの皿なども目を引く。問い合わせは同ギャラリー、電話0952(24)5556。

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