佐賀県選挙管理委員会事務局の担当者に不服審査申立書を提出する岡本梅夫後援会長(左)=佐賀県庁

 2月の鳥栖市長選で10票差で落選した新人候補の岡本梅夫後援会長らが18日、選挙や当選の無効を求めた異議申し立てを市選管が棄却したことを不服とし、県選管に審査を申し立てた。

 申立書では、投票用紙に候補者の氏名以外の何かを書く「他事記載」と認定され、9票が無効だったことに関し、「有効とすべきものがある」として市選管の対応を違法と指摘した。そのほか、投票総数2万5689票中、10票の僅差で当落が決まったことから全数再点検するよう求めた。その上で、今回の選挙結果を維持するのは違法で、選挙は無効と訴えている。

 今後、県選管は公選法に基づき、60日以内に裁決を出すよう努める。申し立て内容を精査した上で委員会を開き、審査する。申立人は県選管の裁決に不服がある場合、裁決から30日以内に県選管を福岡高裁に訴えることができる。

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