国営諫早湾干拓事業の開門差し止め訴訟は1日、長崎地裁で第2回和解協議が開かれた。開門を求める漁業者側は、地裁が開門しない前提での和解勧告を変更しなければ決裂する考えを示していたが、国から「開門に代わる新たな有明海再生策」が提出されるのを待って反論していく方針に転換した。 協議は非公開。