「エギング用の硬い竿が使いやすかった」と話す葛見將仁さん

葛見將仁さんが糸島沖で釣ったキス91匹とアラカブ1匹(提供写真)

 佐賀市の葛見將仁さん(37)は7日、福岡県の糸島沖で船釣りをし、キス91匹を釣り上げた。竿(さお)や仕掛けにはイカ釣りのエギングを使用。100匹まであと一歩と迫る、自己最高記録の大量釣果となった。

 当日は有料船で午前6時半ごろ糸島の港を出港。30分ほど沖に出たポイントで釣りを開始した。天候は晴れで無風。葛見さんは前日の客がキスを60匹釣ったと聞き、「それを超えよう」と目標を立てた。

 仕掛けはエギング(餌木(えぎ)を使う釣法)用の約2メートルの竿に、道糸がPEライン1号。ハリスはフロロカーボン1・5号でキス針10号を使った。餌は生きたイソメ。リールもエギング用のスピニングリールを使った。

 「他の人は軟らかい竿の方が良いと言うが、私はエギング用の硬い竿が使いやすい」と葛見さん。仕掛けへのこだわりを話す。

 30秒から1分に1回の頻度でしゃくり、釣れなければ餌を付け替えることを繰り返した。餌の付け方は、針全体を餌に通す「通し刺し」と針に餌の一部を掛ける「チョン掛け」を使い分けた。

 釣り始めて約1時間半でキス30匹ほどが釣れたが、その後、ぷつんとアタリが出なくなった。潮が動かない時はよくあることだという。船でいくつかポイントを回るが、なかなかアタリは出ない。

 「あとは長年の勘で釣った」と葛見さん。餌を大きくつけるようにし、針の近くに蛍光の付属品を付けた。海底が深くなっている場所では特に注意して仕掛けを投げた。

 日頃、動画配信サービス「ユーチューブ」で見る動画も役立て、水中で仕掛けがどういう状態であるかや、魚が餌を食べる様子をイメージしながら釣りを続けた。すると、午前10時ごろから次々と連続して釣れるようになった。目標の60匹を超えたが、「意地で続けた」(葛見さん)。あと少しで100匹となる時、惜しくも餌が無くなってしまい、納竿となった。

 途中、指に針が刺さるハプニングもあったが、26センチのアラカブ1匹も釣り上げた。

 葛見さんは「仕掛けを作ることが楽しい。キス釣りの魅力は天ぷらがおいしいこと」と話し、「今度は父と一緒に釣りに行って親孝行したい。目標は父の年齢ぐらいの数で70匹かな」と笑った。

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