参加者全員でさが総文のテーマ曲「Fly」を合唱した=佐賀市のゆめタウン佐賀

2019さが総文の100日前イベントでカウントダウンボードを披露する生徒たち=佐賀市のゆめタウン佐賀

茶道部門の生徒は、呈茶席で来場客にお茶とお菓子を振る舞った=佐賀市のゆめタウン佐賀

生徒実行委員会によるクイズ大会では、正解者にプレゼントが贈られた=佐賀市のゆめタウン佐賀

全国から文化部の高校生約2万人が佐賀県に集う「第43回全国高校総合文化祭(2019さが総文)」まで18日であと100日になった。大会の企画や運営に携わる生徒実行委員会を中心に準備は順調。高校生による国内最大規模の芸術・文化の祭典に向け、県民の関心も徐々に高まってきている。

 「大会に出る生徒のモチベーションになったはず。ただ、これに満足せず、本番に向けて準備をしていく」。佐賀市のゆめタウン佐賀で14日、100日前イベント「look!さが総文」を運営した生徒実行委員会委員長の佐藤雄貴さん(17)=佐賀清和高3年=はこう意気込む。

 総文祭は、全国高校総体と比較して“文化部のインターハイ”とも呼ばれる。全国を巡回開催しており、佐賀で開かれるのは初めて。7月27日から8月1日までの6日間、県内の20市町で演劇、合唱、吹奏楽など23部門のステージ発表や作品展示などが行われる。

 大会を見据え、2017年7月に生徒実行委員会を設立。昨年10月からは各部門ごとにプレ大会を開くなど全国の仲間を迎える準備を進めてきた。

 生徒実行委員会などは7~21日の間、県内各地で100日前イベントを実施中。14日にゆめタウン佐賀で開いたPR活動では吹奏楽、日本音楽、器楽・管弦楽の3部門の生徒約100人が演奏を披露した。

 オープニングを飾ったのは佐賀清和高吹奏楽部。アニメの曲や「情熱大陸」などなじみのある5曲を演奏し、買い物客らを喜ばせた。途中、旗を使った演出や踊りもあり、会場は熱気に包まれた。

 日本音楽部門では、県合同チームの4人が本大会で演奏する「夢の輪」を披露。琴の美しい音色を響かせた。器楽・管弦楽部門では県合同チームの生徒たちが本番と同じ「2つのバイオリンのための協奏曲」を奏でた。バイオリンやチェロ、ビオラなどのハーモニーが会場を包んだ。最後に生徒全員で大会のテーマ曲「Fly」を熱唱して気持ちを一つにした。

 大会は佐賀の魅力を全国に発信する絶好の機会で、生徒実行委員会のメンバーたちは今、各市町を回ってPR動画の制作にも取り組んでいる。生徒実行委員会記録イベント部会委員長の小森優奈さん(17)=鹿島高3年=は「県内の高校生の姿をより身近に感じてほしい。総文祭の魅力と感動を多くの人に伝えたい」と張り切っている。

 

 

■カウントダウンボード 生徒手製、佐賀駅など設置

 さが総文までの日数を表示する「カウントダウンボード」が18日から、県庁1階の受付前とJR佐賀駅の改札近くに設置される。

 制作したのは佐賀工業高建築デザイン部の約10人と、塩田工業高建築研究部の2人。

 佐賀工業高は「佐賀にゆかりのあるデザインを」と、唐津出身の辰野金吾が設計した日本銀行など赤レンガ造りの建造物から着想を得た。木材に色を塗って赤レンガに見立てている。

 塩田工業高はバルーンに大会マスコットキャラクターの「あさぎちゃん」を乗せたデザインを考案。木の板をレーザー加工し木を焦がして濃淡を表現している。

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