唐津くんちを語る唐津神社宮司の戸川忠俊さん=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 大手企業の県内支社長や支店長らでつくる「ブランチ佐賀さかえ会」(座長・中尾清一郎佐賀新聞社社長)の例会が17日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。唐津神社で宮司を務める戸川忠俊さん(43)が、神社の秋季例大祭である唐津くんちについて講演した。

 戸川さんは「歴史を知るためにはそこにある背景や目的を知る必要がある」とし、人間と神様の関係や唐津神社創建の経緯などを解説。唐津くんちの目的を「唐津神社が創建された日を祝うためや、神社に祭られている神様に元気になってもらうため」とし、これらの目的を果たすための手法がくんちであると説明した。

 14台の曳山(やま)のうち、最も古い1番曳山の赤獅子(刀町)が今年で200年を迎える。戸川さんは「伝統だから大切にするのではなく、大切だから伝統になる。(伝統が途切れぬよう)唐津くんちの目的や背景を伝えていくことが私の使命」と話した。

 5月5日には改元と赤獅子創建200年を祝した「奉曳(ほうびき)」があり、14台が市中心部を巡行する。

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