2018年4月29日に奉納された「宿の鉦浮立」。男衆たちが鉦を頭上に高々と掲げて舞った=鳥栖市宿町の船底神社

 鳥栖市の重要無形民俗文化財「宿(しゅく)の鉦浮立(かねふりゅう)」が29日、同市宿町の船底神社に奉納される。五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願う民俗芸能で、男衆が黄金色に光る鉦を高々と頭上に掲げ、威勢のいい掛け声とともに打ち鳴らすことで知られ、カメラファンも訪れる。

 鉦浮立は江戸時代から伝わるとされる。太平洋戦争で鉦を供出したため中断していたが、1989年に鉦、翌年に道ばやしが地元住民の手で復活し、毎年4月29日に奉納されている。

 当日は子どもや住民らが午前9時、市民文化会館を出発する。市役所を経て、神社までの約2キロの道のりを鉦と太鼓を打ち鳴らしながら練り歩く。

 11時40分から神社境内で式典後、午後0時10分から奉納する。10人の男衆が、重さ9~13・5キロの鉦を頭上高く持ち上げて打ちながら舞う。

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