文科大臣表彰を受けた「草ひばり」の読み聞かせ活動。右から3人目が陳瑩さん=伊万里市民図書館

 伊万里市の対面朗読グループ「草ひばり」(田内法子代表)が、子どもの読書活動推進に関する文部科学大臣表彰を受けた。子どもと少人数で向き合い丁寧に読み聞かせる活動を、20年以上にわたり続けてきたことが評価された。

 草ひばりは1996年、本が好きな主婦らで結成した。現在の会員は50~80代の8人。市民図書館の防音室で毎週土曜午後3時から、子どもに紙芝居や絵本の読み聞かせをしている。火曜午後1時からは目の不自由な人への対面朗読も行っている。

 読み聞かせはなるべく少人数で行い、アットホームな雰囲気をつくるよう心掛けている。中国大連市からの公務研修生で、昨年秋から市役所に勤務する陳瑩チンエイさん(37)も毎週のように通う。陳さんは「日本語の勉強になるし、心を込めて読まれるので温かい気持ちになれる」と話す。

 田内代表(70)は「受賞は驚き。ほそぼそながら長くやってきたことのご褒美だと思う」と喜んでいる。

 県内では嬉野市の轟小、神埼市の千代田東部小、鹿島市の明倫小の3小学校と、鹿島市民図書館も文科大臣表彰を受賞した。表彰式は「子ども読書の日」の23日、東京都で行われる。

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