ヤマザクラの苗木に優しく土をかける園児と山口知事=吉野ケ里歴史公園

 天皇陛下在位30年を記念し、佐賀県は16日、ヤマザクラの苗木を吉野ケ里歴史公園に植えた。山口祥義県知事と吉野ヶ里町のしらゆり保育園の園児14人が参加し、木が大きく育つように願いながら作業した。

 両陛下が平成になって初めて来県された際、同公園を視察され、園内に植樹することが決まった。ヤマザクラは樹齢が長く、花言葉に「あなたにほほ笑む」という意味がある。温かなほほ笑みで国民に寄り添ってこられた天皇陛下に、これからも佐賀を永く見守ってほしいという願いが込められている。

 植樹した苗木は3本で、高さは約3・5メートルある。園児たちは根元に優しく土をかぶせ、水をかけていた。植樹後は、木を囲んで歌と踊りを披露し、木の成長を願った。国広明世ちゃん(5)=佐賀市=は「土をかけるのが楽しかった。きれいな花が咲いてほしい」と笑顔をはじけさせた。

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