「江藤新平卿銅像まつり」で玉串をささげる、江藤新平のひ孫の江藤兵部さん=佐賀市の神野公園

江藤をしのび、神事や祭典があった「江藤新平卿銅像まつり」=佐賀市の神野公園

 明治維新期に活躍した佐賀の偉人で、初代司法卿である江藤新平をしのぶ「銅像まつり」が14日、銅像が建つ佐賀市の神野公園で開かれた。神事と式典には遺族や関係者ら約50人が参加し、江藤の人柄や功績に思いをはせた。

 式典で佐賀市観光協会の牛島英人会長(53)は司法権の独立や教育制度の確立などに尽力した江藤の功績に触れ、「江藤新平卿は佐賀の誇りであり、まっすぐな思いや生き方を伝えていかなければならない」とあいさつした。佐賀の八賢人おもてなし隊は、佐賀の乱をテーマにした寸劇「さがんもん」を披露した。江藤と島義勇役の迫真の演技に参加者は見入った。

 江藤のひ孫にあたる江藤兵部さん(79)=埼玉県春日部市=は「皆さんの支援に支えられてきた」とお礼を述べ、寸劇鑑賞後、「熱演で涙が出てきそうになった」と感想を語った。

 銅像まつりは今回で43回目。市内の吟詠グループ「香雲堂吟詠精山会」の会員は、江藤の辞世の和歌や漢詩を詠んだ。

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