岳の棚田で、合同農作業に参加した畑オーナーら=有田町岳地区

 日本の棚田百選に選ばれた有田町岳地区の棚田で14日、本年度最初の畑オーナーの合同農作業が開かれた。18人が標高約400メートルの景色を楽しみながら、地元の農家らに栽培方法を教わった。

 畑オーナーは岳の棚田環境保全協議会(岩永愛子会長)が昨年に続き募った。今年は県内を中心に福岡、長崎県の3県から畑と果樹のオーナー合わせて21組が利用。畑は来年3月まで野菜類を育て、果樹はブルーベリーなどの収穫を目指す。

 岩永会長が農業の担い手不足の現状に触れ「荒廃田が一枚でも減るように、ずっと続けていってほしい」とあいさつ。西松浦農業改良普及センターの職員が作付けのコツを伝授した後、オーナーたちは1組15平方メートルの畑に分かれて作業した。

 昨年に続き参加した泊理絵さん(31)は「2歳の娘が土に触れる機会をつくり、両親が頑張っている姿を見せたかった。農薬を使わない安心安全な野菜が食べられるのもいいですね」と話し、今年はヘチマを育て、たわし作りに挑戦するという。

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