「切木ぼたん」が満開となっている出さんの自宅=唐津市肥前町

 唐津市肥前町で、ボタンの花が見頃を迎えている。同町切木(きりご)の出直さん(59)の自宅では、県天然記念物「切木ボタン」が満開。ぼたんと緑の丘公園では13日から「ぼたんと芍薬(しゃくやく)まつり」が開催され、多くの来場者の目を楽しませている。

 出さんの自宅には、約60平方メートルの花壇に40株ほどの切木ボタンが満開となっている。豊臣秀吉に幽閉された波多三河守の居城・岸岳城(同市北波多)から、出さんの祖先が持ち帰り、代々育てている。

 冬が温かかった影響で、例年より開花が早くなっているという。花の大きさは小さいものの、色づきもよく、鮮やかな花を咲かせている。出さんは「気温が高くなると、散るのも早くなる。なるべく早く見に来て」と話している。

 まつりが開かれているぼたんと緑の丘公園(同町万賀里川)では、100種類2千株ものボタンが栽培されている。17日ごろには開花のピークを迎え、1週間ほど楽しめるという。4月下旬から5月上旬には30種類のシャクヤクも見頃を迎える。

 入園料は大人510円、子ども(小中学生)300円。問い合わせは公園事務所、電話0955(53)2032。

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