健康づくりのため週に1度集まり、4年目に突入した運動教室=鹿島市の飯田公民館

 鹿島市飯田地区で取り組まれている住民主体の介護予防運動教室「牡丹の会」が、活動開始から丸3年が過ぎた。70~90代の高齢者が週1回のペースで公民館に集まり、歌ったり体操で汗を流したりしている。市社協は「互助の地域づくりが大切になる中で、活動はモデルケース。同様の動きが地区以外にも広がっている」と高く評価する。

 〈楽しく今を生きましょう~歌おう声高く、気持ちは若く〉。毎週火曜日、牡丹の会はこんな歌で始まる。会員の中村紀子さんが作詞したオリジナルソングだ。平均年齢85歳の約20人の女性たちが約1時間、市や社協が制作した体操、ストレッチで体を動かす。

 同会は2016年1月に発足。当初から支援しているボランティアグループ「KASHIMA 美 HAPPY」が、現在も指導している。牡丹の会の会員には手押し車なしで歩けるようになった人もいる。

 会員の仲も深まり月1度、公民館で食事会を開くようになった。「鹿島市みんなの集い」ではステージに立って介護予防運動などを発表した。会長の木原安代さん(71)は「みんなと会えるのが楽しみになっている」と笑顔を見せる。

 飯田地区での指導をきっかけに「KASHIMA 美 HAPPY」は、この3年余りで多方面から声が掛かるようになり、これまで市内15地区で活動に関わるなど介護予防運動の普及に努めている。メンバーの山口清美さん(70)は「健康づくりで鹿島のパワーを維持したい」と燃えている。

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