統一地方選後半戦のスタートとなる佐賀県多久、伊万里、鹿島の3市議選が14日、告示された。多久市は立候補の届け出が議員定数と同じ15人で、佐賀県内の市議選では初めて2期連続の無投票当選が決まった。伊万里市と鹿島市はいずれも定数を上回り、地域の活性化や産業振興などを争点に、21日の投開票に向けて論戦が交わされている。

 多久市は現職13人、新人2人が立候補を届け出た。党派は自民5人、国民民主、公明がそれぞれ1人、無所属8人。女性は現職の不出馬に伴って1減の1人となった。共産は1954年の市制施行後、初めて立候補を見送った。

 伊万里市は定数21に対し、現職19人、新人5人の計24人が立候補した。党派は自民3人、公明と共産が各1人で、他は無所属。女性の候補者は2人。過疎高齢化が進む地域の活性化や災害対策、若い世代の定住策、農業や観光の振興などが争点になっている。

 鹿島市は定数16に対し、現職13人、元職1人、新人4人の計18人が出馬した。党派は公明、共産、政治団体・幸福実現が各1人で、無所属は国民民主推薦の1人を含む15人。九州新幹線長崎ルートの暫定開業後、市内を通る特急が大幅に減便されるのを踏まえ、地域浮揚策を巡って論戦を展開している。

 15日には期日前投票が始まり、伊万里市役所と鹿島市民会館にある投票所に有権者が足を運んだ。期日前投票所は20日まで設置され、午前8時半から午後8時まで受け付ける。

 選挙人名簿登録者数は13日現在、伊万里市が4万5137人(男性2万1394人、女性2万3743人)、鹿島市が2万4350人(男性1万1263人、女性1万3087人)。

 

大町町長選、16日告示 基山、江北、大町町議選も

 統一地方選後半戦の杵島郡大町町長選と、三養基郡基山町、杵島郡の江北町と大町町の3町議選が16日、告示される。21日に投開票される。

 大町町長選には現職の水川一哉氏(62)=1期・恵比須町=だけが出馬を表明している。無投票になれば8年ぶりとなる。

 3町議選は基山町(定数13)が17人、江北町(定数10)が12人、今回から定数2減の8となる大町町は12人が立候補を予定し、いずれも選挙戦になる見通し。

 立候補の受け付けは午前8時半から午後5時まで各町役場や公民館で行い、期日前投票は17日から20日まで役場などで行う。15日現在の選挙人名簿登録者数は基山町1万4561人(男性6908人、女性7653人)、江北町7949人(男性3700人、女性4249人)、大町町5647人(男性2570人、女性3077人)。

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