天山を中心に、1年間描きためてきた風景画を並べる八木信一郎さん=小城市のゆめぷらっと小城

 小城市のゆめぷらっと小城で、館長の八木信一郎さん(72)が1年間描きためてきた水彩画の展覧会を開いている。温厚な人柄をにじませる、あたたかな色使いの風景画12点を並べる。18日まで、観覧無料。

 「館長の水彩日記展」と題して、昨年6月に開いた第1回目に続く展覧会。自宅のある佐賀市から通うたび、尾根がなだらかで、優しく包み込むような天山の風景に魅せられた。休日に車を走らせ、天候や季節、潮の満ち引きによって異なる表情を見せる有明海とともに、スケッチブックに収めてきた。

 朝焼けでほのかに赤く染まった天山と空、水辺の風景を切り取った作品が八木さんのお気に入り。「一瞬にして心を奪われた。佐賀の奥深さというか、描いていて本当に気持ちがよかった」と話す。

 佐賀高美術部出身で、40代半ばで再び筆を執った。佐賀市の広告会社などを経て2016年に館長に就任。八木さんは「未熟な作品ですが、館長ってこんな人だと知ってもらえたら」と話す。

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