久光製薬―東レ ゴールデンセット、東レ・黒後(13)のスパイクをブロックする久光製薬の岩坂(4)と古藤(2)=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 もつれ込んだゴールデンセット。久光製薬のミドルブロッカー(MB)岩坂が5―3で相手エースの黒後を止めた。8―5でも再び岩坂が黒後をブロック。中盤にはMBアキンラデウォにもブロック得点が生まれ、岩坂は「意地でしたね」と語った。これで流れを引き寄せた。

 今季の久光製薬の強みはブロック力だ。1セット平均のブロック得点は2・68点。昨季から導入したトスを見てから移動する“リードブロック”が習熟し、昨季より0・36点増加。レギュラーシーズン18勝2敗の強さを支えた。

 しかし、第2戦のブロック得点は5セットで9点だけ。身長195センチのクランや180センチの黒後の高さを意識するあまり、ブロックの形が乱れていた。

 酒井監督はゴールデンセットに入る前「ブロックと守備の強みを出していこう」と短く指示。要のMB陣が見事に応えた。わずかな時間でスタイルを取り戻し、東レの攻撃を封じた。土壇場で踏みとどまり、再び頂点に立った。【共同】

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