県内の高度情報化を推進したネットコムさが推進協議会の事業概要・利用説明会=1998年12月、佐賀市

 県内の情報通信網づくりの推進母体となる「NetCom(ネットコム)さが推進協議会」の創立総会が15日に開かれた。産学官が連携を組み、県内が高度情報化に対応する先駆けとなった。

 協議会は県補助金を基に民間主導で事業を展開。県商工会議所連合会、県ケーブルテレビ協議会、佐賀大学、コンピューター通信事業者などが加わった。ケーブルテレビ局のネットワーク化による高速情報通信網の整備、インターネットを使った電子マネーによる商取引の実験などを進めた。

 その後、一定の成果を上げたとして2006年に推進協議会は解散、ケーブルテレビ局や通信事業者など10個人・法人でNPO法人「NetComさが」を立ち上げた。翌07年には佐賀総体でケーブルテレビ局制作の競技映像を他組織とともに九州や東北などに中継、取り組みが総務省九州総合通信局長表彰を受けた。

 現在は佐賀市のIT企業ローカルメディアラボに事務局を置き、オープンデータを活用した地域づくり、情報モラル・セキュリティの普及啓発などに取り組む。引き続き、時代に即した最新情報を普及し、地域を後押しする。(令和まであと16日)

このエントリーをはてなブックマークに追加