ノリの今季、最後の入札。例年になく出された数は少なかった=佐賀市西与賀の佐賀海苔共販センター

 佐賀県沖の有明海で養殖されたノリの今季最終入札会が12日、佐賀市の佐賀海苔共販センターで開かれた。今季の累計販売枚数は16億3355万枚、販売額は229億4502万円に上り、販売枚数、額ともに16季連続日本一の達成が確実となった。枚数は16年前の14億2560万枚に次ぐ少なさだった。全国の生産量も40年ぶりの低水準に落ち込むとみられ、品薄から単価は上がり、販売目標に近い数字を達成した。

 県有明海漁協によると、販売目標18億5千枚に対する実績は88%。昨季より約1億9400万枚少なかった。平均単価は14円05銭(昨季13円24銭)と高かった。販売額は昨季と比べ12億5311万円減った。

 今季は小雨による栄養塩不足でプランクトンが発生、特に冷凍ノリで色落ちの被害も出て、収量が伸び悩んだという。

 この日の販売枚数は約63万枚、販売額は約290万円。平均単価は4円61銭。

 ノリの生産は、漁期が続く兵庫県や福岡県が上位にくるが、両県とは既に枚数で4億枚、金額で約70億円以上の開きがあり、佐賀の日本一は動かない。

 今期について徳永重昭組合長は「枚数は厳しかったが、金額はほぼ計画通りで、ほっとしている。ただ、県西南部が落ち込むなど地域バランスが崩れており対策を考えていきたい」と総括した。

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